むかしの話2

小学校の頃、都市圏に住んでるからか、住んでる土地の雰囲気なのか、
うちのクラス*1は非常に排他的な雰囲気をかもし出していて、
転校してきた子や、新任の先生など、新しく来た人にすごく冷たい。
それだけならまだしも、ちょっとみんなと違った事があるとその子にも冷たくする。
担任の先生ですら「君達はなんでそんなにまわりに冷めてるの?」と、言われる程。


そんな、一時も気の抜けない小学校時代も、卒業を控えた6年の三学期は明らかに空気が違った。
何が違うかと言われてもよくわからないんだけど、みんなのテンションがなんか変。
普段なら絶妙の揚げ足取りができそうな失敗をやらかしても、みんな気にもしない。
クラスを実質支配してたような女の子が何か言い出してもみんな聞きやしない。
この時期にはありがちな異性と話すとからかわれるからみたいな気兼ねもどっかに行っちゃってる。
そして、そんな穏やかな雰囲気が壊れないように、なんてこと無いみんなの様子の変化にも気遣いがあった(小学生なりの…ね)


中学生になると言う自覚からなのか、クラスのしがらみを気にする必要がいよいよなくなるからか判らないけど、
いつもそんな風だったら、誰も辛く思わないですんだのにね…ってhttp://d.hatena.ne.jp/rikkya/20060810/1155220468:titiel=リカたんの日記を読んで思い出した、少し変なテンションの話。

*1:っても学年1クラスなので学年全体の話